女性の首相誕生について思うこと
高市政権が発足して1ヶ月余りが経ちました。
先日、首相所信表明に対して女性特有の健康問題についての認識を尋ねられ、首相は自らの更年期障害の経験を語りました。
女性の身に起こることを実感として共有できることは大きいと感じます。
一方で、社会保障への冷めた眼差し、外交や平和政策に関する失言が続き、心の底が冷えるような毎日でもあります。
先日『女性の休日』という映画を観てきました。
1975年アイスランド中の女性が家事・育児・仕事を全てストライキしたその日までの足跡を追ったドキュメンタリー映画です。
ストライキにより女性が社会のなかでどれだけの役割を果たしているかが可視化され、「休日」を先導した女性たちの中から国会議員や大統領が誕生し、2009年以来アイスランドはジェンダー平等世界1位を保持し続けています。
日本で女性の首相が誕生したことは一つのガラスの天井を破った事実ではありますが、私自身の本音を言うと、アイスランドのように女性たちの連帯から生まれた流れであったらどんなに良かったか。
今回の政権がどのような結果をもたらすことになるかよくよく見ていかなくてはなりません。
金子アキコ

