市民参加の新しい取り組み〜「生活と自治」を読む会から
一昨日生活クラブ生協デポー八王子みなみで「『生活と自治』を読む会」に参加してきました。
『生活と自治』とは、生活クラブ生協組合員に向けて月一で発行されている冊子のことで、社会の今を切り取り、様々な先駆的な取り組みを紹介する大変充実した内容なのです。
今回は12月号と1月号で、それぞれが興味をもった記事について話をしていきました。
この会の振り返りはまとめ役の方が発信してくださるので、私は皆さんとの話し合いで印象に残ったことを。
12月号は子どもの声を聞く、1月号のテーマは外国籍の方との共生についてがテーマで、どちらの話も行き着くところは「人権」。
ひとりひとりが人権の意識や自分が主権者であることを自分の中に立ち上げていかないと進まないねという話になったとき、参加者のおひとりが「市議会議員を持ち回り制にしたら良いんじゃないかしら」とおっしゃって、妙案!と盛り上がりました。
それを聞いて思い出したのが、世田谷区の取り組み。世田谷区では、区で重要度の高い市民参加の企画が行われる際、区民にランダム(18歳以上現役高校生を含む)に連絡を取り、依頼に応じて集まった区民で話し合いをするといいます。
世田谷区の保坂区長によると、集まった人々は募集に自ら応募してくる人達とは異なり、年齢性別も様々ななかで、思いもかけない提案ややり取りが生まれるとか。
多種多様な人が存在する市民の有り様を反映した話し合いなんだろうなと思います。
そして集まってくる人は「私の出番なのかな」という気持ちで集まってくるそうです。
このお話をしたとき、参加者の皆さんのなかにワクワクとした気持ちが湧き上がったのを見た気がしました。
それいいね、八王子でもできたらいいね。
やります。やりましょう!
こんな生活と自治を読む会、月一で開催しています。どなたでもお気軽にご参加ください。