子どもたちに伝えたい

先日、市内小学6年生の公民の授業にお招きいただき、市議会議員の仕事についてお話しする機会を得ました。

地方自治体での議会の役割は?市議会議員はどんな仕事をしているの?

市議会で何かを決めるときの流れは?

という基本のキについて説明した後、「何かを決めるときに私が大切にしていること」をお話ししました。

議会でも学級でも、何かを決めるときに多数決という手段を取るけれど、

それで決まった意見が絶対ではないということ。

賛成した人たちは、賛成しなかった人たちがどうして賛成でないのか理由をよく聞いて、

その意見をどこまで取り入れることができるかを一緒に考えていくことが大事。

憲法第13条に個人の尊重という条文があって、どの人の意見も大切にされる権利がある、

それを私の考えの根っこにして仕事をしています、と伝えました。

まだまだ伝えたいことはたくさんありましたが、私も小学6年生の考えていることを聞きたくて後半は質疑応答の時間に。

「選挙に出るのはお金もかかって簡単には挑戦できないと思いますが」

「投票ってどうしてもしないといけないものなんですか」と直球の質問が続出。

応じる側も大変勉強になりました。   金子アキコ