衆議院議員総選挙に思うこと

 10月15日から衆議院議員総選挙が始まりました。解散総選挙が決まったそのときから、モヤモヤを抱えています。表立っては日本創世解散(そんな事情は一つも感じられませんが)、裏では裏金解散と言われ、そのどちらもがなんの正当性も持ち得ないと感じています。

 今年の元旦に大地震に見舞われ、国による復興が進まない中、さらに9月の豪雨災害に追い討ちをかけられた能登をみても、今が選挙を行うときだと言ってのけるそんな政治ってなんなんでしょうか。でもだからこそ、一歩でもまともな世の中になるように、私の大切な一票を使います。応援もします。

 裏金にNOだなんて当たり前すぎて選挙の争点にされることも腹立たしいですが、残念なことにそれがわからない政治家が大勢いるようです。そういう人はもう当選しませんよと、理解してもらわないといけません。私たちにはその力があります。むしろ私たち一人ひとりに平等に与えられた投票の力でしか、この裏金政治だなんて馬鹿げた事態を終わらせることができないのです。

 街頭で応援演説をしながら、淡々と通り過ぎる大勢の人々をみて、どうか白けないで、この社会を諦めないでと願い、自分を奮い立たせています。